ピアノのすすめブログ

サラリーマン世帯の子供が音大へ!素人目線でピアノについて書いています。

ヤマハ JOC

ヤマハジュニアオリジナルコンサート
通称JOCというのを知っていますか。

​JOCには、店別コンサート、シティーコンサート、ハイライトコンサート、などがあり、店別コンサートでレベルの高かった作品がシテイーコンサート、ハイライトコンサートに選ばれます。

新しく、JOCレコーディングセレクションができたみたいです。

※現在、シティコンサートは行われていないようです。
※JOCレコーディングセレクション→YouTubeで配信されています。



当然、ヤマハに通っている人は知っていますよね。


あれですよ、作曲するやつ、苦手なやつ、ほとんど先生が作曲してしまうやつ


それです。


​小さい子に作曲は、難しい!​


親が何か音楽をやっていた。または、ピアノの先生なら教えてもらいながら出来るかもしれませんが


ピアノ、音楽素人の親は、作曲なんてわかるはずもありません。


したがって、ヤマハの先生が8割ぐらい手が入っているのが現状だと思います。

出来上がった曲を聴くと、メロディーライン、フレーズが似たような曲が多いなと感じるのは、そのせいです。

逆に、自分で作曲できる人もいて、先生のアドバイスは少しだけという場合もあります。



どんな曲が選ばれるの?


店別コンサートの演奏ビデオを参考にして、その上のコンサートに出演されるお子様の審査が行われます。

ヤマハの先生の手があまり入っていない曲というのが選ばれる?

それは、わかりませんが


作品のオリジナリティー、演奏力がないと選ばれません。


特に、演奏力については1000人収容規模のコンサートホールで演奏しますので、それなりの演奏力を求められます。

 

実際、私の娘は小学4年生~6年生までの3年間にハイライトコンサートに2回、ティーコンサート1回に選ばれて演奏しています。

 

ここでは、その経験を思い出しながらJOCについて書いていこうと思います。



目次

 

 

モチーフを考える​​

モチーフとは、創作の動機となったもの。

ヤマハの場合、2小節くらいの曲(モチーフ)​​を考えます。

何個も考え、その中から膨らむモチーフを選びます。

とはいっても、そう何個もできないので、出来た曲に先生がアレンジを加えて膨らませるアドバイスをくれます。

うちの場合は、だいたい曲のパターンが決まっていて、全体の構成を考え、膨らませて、まとめる。それにイメージを合わせてアレンジしていく方法みたいです。

特に意識することは、曲の中で盛り上がるところをつくること。

 

いわゆるサビです。

 

曲のなかで盛り上がるところをつくると、メリハリがつき曲全体がまとまります。

最初は、先生のアレンジだらけでしたが、コツを掴むといつの間にか自分で作曲できるようになっていました。

 

多少の手直しはありますけどね。

 

 

​服装​​

基本、JOCは自由です。

男の子はスーツ、女の子はドレスといった決まりはなく、自由に選べます。

曲の雰囲気に合わせて衣装をアレンジするのもありです。​

当然、奇抜な衣装は当然ダメですよ。

 

 

​​コンサートについて​​

大勢のお客様が入った大ホールで演奏することは貴重な経験です。​​​

選ばれた人の演奏を聴くことは、同じ年代であれば当然いい刺激にもなるし、モチベーションの向上に繋がります。

プログラムの中には即興演奏というものがあり、開演前にアンケートという形でモチーフを募集します。それを舞台上で箱から3つ選びます。

​​選​ばれたモチーフは、誰が書いたか読み上げられますので、しっかり考えて書きましょう。​​​​

 

そこから、演奏者が1つ選んで即興演奏に使うモチーフを選択します。

 

演奏は、モチーフを生かした演奏をしなければなりませんが、自分なりに上手くアレンジを加えて演奏していきます。

 

うちの子も即興演奏を頼まれた事がありますが、自分の曲と即興演奏の練習両方しなければならないので忙しいです。

 

即興演奏の最中、親としては、途中で止まらないでと心の中で願う事しかできないので、演奏が無事終るまでは緊張で手に汗ビッショリです。

 

 

​​まとめ​​

今は、選考方法も変わっているみたいですが、JOCの各コンサートに選ばれ大きいコンサートホールで演奏出来る機会は、そうある事ではありません。

 

大勢のお客様の前で演奏することは、とても緊張すると思いますが、お子様、親御様にとっても良い経験になるでしょう。

 

​​作曲が苦手だと思っている方は一度、ガラコンサート、ハイライトコンサートを観に行かれると感動するのでおすすめです。​​