ピアノのすすめブログ

サラリーマン世帯の子供が音大へ!素人目線でピアノについて書いています。

ヤマハ ピアノ演奏研究コースとは?

ヤマハの担当講師からマスタークラス ピアノ演奏研究コースの紹介をうけたことありませんか?

 

そういえば、うちの子も紹介を受けました。

 

そんなことを思い出したので、いろいろ調べてみました。

 

そもそも演奏研究コースとは何?

 

ヤマハのHPにコース概要は書いてあるのですが、情報が少なく、わからない。

 

あ、近くに詳しい人がいるではありませんか。

 

早速、うちの子に取材。

 

色々な情報が聞けたので

 

ピアノ演奏研究コースについて詳しく説明していこうと思います。

 

 

ヤマハマスタークラスとは

ヤマハHPより

 ヤマハマスタークラスは、ヤマハ音楽教室で学ぶ生徒の中で、特に優れた才能や資質を持つ生徒を対象に、高い目標を達成するために必要な環境と演奏力向上の機会を提供する目的で、1988年に開設されました。以来、国際コンクールの優勝者をはじめ、数多くの音楽家を世に送り出し、社会的にも高い評価を受けています。

現在、ヤマハマスタークラスでは、オーディションによって選ばれた生徒が受講する「ピアノ演奏研究コース」と更に高度で幅広いレッスン内容に基づいた「特別コース」の2つのコースを開設しています。定期レッスンの他に、国内外の著名ピアニスト・音楽家による公開講座や公開レッスンなど、充実したプログラムで質の高い音楽教育を行っています。「ピアノ演奏研究コース」は、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡で、「ピアノ特別コース」は東京で展開しています。

  

 目次

 

担当講師の推薦

入る為には、ヤマハ在籍生及び修了生であること。これは当然、必須条件です。

その中から、担当講師が、ある程度、演奏レベルの高い子に紹介するようです。

とはいっても、本人がもっとピアノを上手くなりたいという気持ちが無いと意味がありませんし、親の経済的な面もあるでしょうから、よく話し合って決めたほうがいいですよ。

話し合った結果、本人がどうしてもやりたいと言ったときは、覚悟を決めましょう。

 

書類選考

まず、書類選考があるので申込書を取り寄せましょう。

申込書には、下記の内容を記入しますので参考にしてください。

 

「ピアノ演奏研究コース」オーディション申込書

  • 希望コース(どちらかを○で囲む)  月1回コース   月2回コース
  • 氏名
  • 生年月日
  • 保護者名
  • 現住所
  • ℡番号・Fax番号
  • 現在の在籍コース(特約店名・会場名・担当講師名)
  • 学校名
  • 取得グレード(ピアノ)
  • 音源審査曲名(作曲者・曲名)
  • オーディション演奏曲目(作曲者・曲名)
  • 音楽歴(師事した先生、コンクール・コンサート参加経緯、在籍音楽教室/コース)
  • 過去1年間の学習状況(学んだレパートリー)
  • このコースに入りたいと思った理由
  • 担当講師推薦コメント

 

とりあえず、最初は鉛筆で申込書にわかる範囲で書きこんで、担当講師の方に見てもらいましょう。

あとは、担当講師の方が添削してくれるので、ボールペンで清書して提出します。

 

 音源審査

申込書と一緒に提出するものとして録音した音源が必要です。

演奏をボイスレコーダー等で録音してCDで提出するので、頑張っていい演奏をしましょう。

音源審査は課題曲があり、自作曲は不可です。

 

課題曲の例(※うちの子の課題曲)

 エチュード/1曲

ツェルニー 40番練習曲よりOp.299 №6

②自由曲/1曲

  • 古典派またはロマン派より1曲(4~5分程度)
  • ソナタの楽章や組曲からの抜粋でも可

ハイドン ソナタホ短調Hob.XVI:34 第1楽章

 

ここまでが第一段階です。

 

必要書類、音源CDを事務局に提出して結果を待ちます。

 

そして、ヤマハ事務局から音源審査の合格通知が届きます。

 

ここから約1か月後、オーディションの審査になります。

 

オーデション

まず、何をするかというと、申込書にオーディション演奏曲目を書いたと思います。

要綱には、

  • 3曲(計10分程度)の自由曲を用意して下さい(自作曲は除く)
  • エチュードも可
  • ※音源審査曲と同じでも可

 と書いてあります。

 

参考までに、うちの子が小学5年生の時のオーデイション演奏曲目です。

①インヴェンションより第12番BWV783(J.S.バッハ

ハイドン ソナタホ短調Hob.XVI:34 第1楽章

③幻想小曲集作品12より飛翔(シューマン

 

試験時間は、1人約15分程度で保護者1名まで試験室に入れます。

補助ペダルが必要な方は、いつも使用しているアシストペダルを持っていたほうがいいでしょう。

 

面接

 

面接は親子同伴なので安心ですよ。

 

面接で聞かれる事

  • ピアノ演奏研究コースに応募した理由
  • コンクールの経歴
  • うちの場合、遠距離だったので通えますか?

 

他にも聞かれることがあると思いますが、

応募した理由は、必ず聞かれますので考えていたほうがよいでしょう。

 

あとは、結果待ちです。

 

 

レッスン内容

 

 合格後は、レッスンが始まります。

 

コース内容の詳細は、次のとおりです。(ピアノ演奏研究コース月1回コースの場合

  • 対象        小学2年~中学3年まで
  • レッスン内容    個人レッスン 1回60分/月1回
  • ゼミ        ゲスト講師による公開レッスン・公開講座(年間数回実施・有料)
  • 演奏活動      年2回程度のピアノコンサート
  • レッスン料     15,000円(当時の金額)

 

まとめ

レッスン講師の方々は、芸大、各有名音楽大学で教えていらっしゃる先生なので、専門的なレッスンを受けられます。

実際、うちの子も演研のレッスンを受けてから凄く上達しましたし、コンクールで上位のほうに入ることができました。

金銭的な問題もありますが、ピアノをもっと学びたいという向上心のある人には最適なコースだと思います。